水処理ソリューション企業エコラボ、欧州と北米の全事業に再生可能エネルギーを導入

エコラボ、欧州と北米の全事業に再生可能エネルギーを導入

4月4日、水処理・衛生・感染予防のソリューションとサービスを提供するエコラボは、再生可能エネルギー投資・資産管理会社であるローカーボン社との新しい仮想電力購入契約(VPPA)を通じて、全ヨーロッパ事業の再生可能エネルギー利用を発表した。

エコラボのヨーロッパ事業には、15の主要オフィス・26の製造施設・7つの研究開発センターが含まれる。

エコラボは2018年の投資により、北米事業への再生可能エネルギーの導入を可能にした。現在、世界のエネルギー需要の80%をカバーする再生可能エネルギーを調達しており、2030年までに100%達成を目標とする。

今回の契約では、ローカーボン社が現在開発中のフィンランド西海岸の風力発電所(タービン5基)の建設と運営を支援。 2023年末の運転開始を予定している本風力発電所は、年間約100GWhの再生可能エネルギーを生産し、20,900トンの温室効果ガス排出を削減する見込みだ。

【参照ページ】
(原文)Ecolab Investment in Renewable Energy to Source 100% of Company’s European Power Requirements
(日本語訳)エコラボ、欧州と北米の全事業に再生可能エネルギーを導入

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る