Bank of America、サステナブル・ファイナンスの規模を2倍以上拡大。2021年は約30兆円を調達 

Bank of America、持続可能な金融活動を2倍以上に拡大 2021年、約30兆円を調達

4月4日、Bank of America(BoA)は、2021年のサステナブル・ファイナンスを2倍以上に拡大。国連SDGsに沿ったグリーンおよびソーシャルプロジェクトへの融資に動員した資本が2020年の約12兆円に対し、史上最高となる約30兆円に達したことを発表した。

本融資の急増は、BoAが昨年、2030年までに約180兆円のサステナブル・ファイナンス達成を目標としたコミットメントの影響を受けている。

BoAの年次報告書によると、同社はグリーンボンドの最大級の引受先であり、これまでに225社以上のクライアントをサポート、400以上のESGをテーマにした債券の募集を通じ、約36兆円以上の資金を調達している。

BoAは2021年には再生可能エネルギーの利用を含む環境移行プロジェクトおよび気候変動への対応・循環経済の推進に約19兆円を動員した。さらに、約11兆円はコミュニティ開発・人種とジェンダーの平等推進などを含むインクルージョン活動に充てられた。

【参照ページ】
(原文)Bank of America Mobilized and Deployed $250 Billion in Sustainable Finance Capital in 2021 
(日本語訳)Bank of America、2021年に2500億ドルの持続可能な金融資本を動員 

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る