経産省、440社の「GXリーグ賛同企業」を発表。カーボンニュートラルに向けた社会変革と新たな市場創造の取組を開始

4月1日、経産省は、本年2月1日に公表した「GXリーグ基本構想」に対し、440社の企業に賛同表明を得たと発表。経産省は今後、これらの賛同企業とともにGXリーグの本格稼働に向けた具体的な議論を進め、2023年度にGXリーグを本格稼働する予定だ。

GXリーグは、野心的な炭素削減目標を掲げる企業群が、排出量削減に向けた投資を行いつつ、目標の達成に向けた自主的な排出量の取引を行う枠組みとして、2023年度の本格稼働を予定している。

特に下記3つの取組を通じて、カーボンニュートラルを目指す日本企業が、経済社会システム全体の変革と新たな市場の創造を牽引し、国際ビジネスで競争力を発揮で可能な環境の構築を目指す。

  • 未来社会像対話の場:2050年カーボンニュートラルのサステイナブルな未来像を議論・創造する
  • 市場ルール形成の場:カーボンニュートラル時代の市場創造やルールメイキングを議論する
  • 自主的な排出量取引の場:自ら掲げた目標の達成に向けて自主的な排出量取引を行う

今後の具体的な活動内容については未定。経産省は GXリーグ特設サイトを設置し、今後は440社の賛同社とともに議論を進めながら、活動内容を決定する予定だ。

【参照ページ】440社の「GXリーグ賛同企業」と共に、カーボンニュートラルに向けた社会変革と新たな市場創造の取組を進めます!

関連記事

“CSAのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-2-7

    EUタクソノミーの簡素化を提言――企業の報告負担削減へ

    2月5日、EUのサステナブルファイナンスに関するプラットフォーム(Platform on Sust…
  2. 2025-2-6

    Schroders、FCAの持続可能性開示要件(SDR)全4種のラベルを採用へ

    1月27日、Schrodersは、英国金融行動監視機構(FCA)のサステナビリティ情報開示要件(S…
  3. 2025-2-5

    テキサス州検事総長ら、米国主要金融機関に対しESGの取り組みについて警告を発表

    1月23日、テキサス州の検事総長であるKen Paxton氏と10州の検事総長は、BlackRoc…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る