文部科学省、188の大学等が参加する「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」を設立

文部科学省、188の大学等が参加する「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」を設立

7月29日、文部科学省は188の大学等が参加する「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」を設立したと発表した。

文部科学省は、カーボンニュートラル実現には、技術イノベーションのみならず経済社会イノベーションが不可欠であり、そのためには、人文社会科学から自然科学までの幅広い知見が必要となるとし、教育研究・社会貢献活動を通じて、国・地域の政策やイノベーションの基盤となる科学的知見を創出し、その知を普及する使命を持つ大学の役割に大きな期待を寄せている。
これを踏まえ、大学が、国、自治体、企業、国内外の大学等との連携強化を通じ、その機能や発信力を高める場として、「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」(大学等コアリション)を立ち上げた。

大学等コアリションでは、ゼロカーボン・キャンパスWG、地域ゼロカーボンWG、イノベーションWG、人材育成WG、国際連携・協力WGの5つのWGに分割し、それぞれに役割と活動の方向性を定める。

【参照ページ】「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」の設立について

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