サーキュラーケミカルスタートアップEncina、プラスチック廃棄物のリサイクル工場建設を使途とする資金調達を実施
3月14日、Encina Development Groupは、ペンシルバニア州にある同社初のプラスチック廃棄物のリサイクル工場の建設資金として、5,500万ドル(約65億円)の資金調達を発表した。
Encinaでは、廃プラスチックを再生可能な化学物質に変換し、繰り返し使用して新製品を作る。同社は消費財や包装・医薬品・建設などの用途で、多くの製品の生産基盤となるサーキュラー化学物質を生産している。
Encinaは、今回の資金調達は、先に確保した2,000万ドル(約23億円)に加え、廃棄物から自動車部品へのリサイクル事業の商業化に使用すると述べている。現在、米国で計画中の施設や、アジアと南米の海上プロジェクトがあり、それぞれ年間約45万トンのプラスチック廃棄物を処理する予定だ。
今回の資金調達には、投資家のIMMグローバルとSWリサイクル・ファンドが3,200万ドル(約37億円)の第三者割当増資を通じて参加した。
【参照ページ】
(原文)Encina Announces $55 Million of Committed Financing Supported by IMM Investment Global Limited
(日本語訳)Encina、プラスチック廃棄物から芳香族へのリサイクルのため、5500万ドルを調達