COSO、サステナビリティ開示における内部統制構築を研究

COSO、サステナビリティ/ESGに関する調査を承認

2月24日、ERMガイドライン策定COSO(トレッドウェイ支援組織委員会)は、2013年に策定した内部統制-統合フレームワーク(ICIF)に対して、サステナビリティとESGの分野における補足ガイダンスと考察を開発するための研究報告書を承認した。

本研究では、サステナビリティ報告(自主的なものと規制によって義務付けられたものの両方)の作成プロセスにICIFの適用を検討し、すべての組織がESG・サステナビリティ情報開示に効果的な内部統制を構築することを目指す。

本研究は2022年秋に最終発表に向け、ステークホルダーへのインタビューや多様な第三者による調査と洞察、Herz、Monterio、Thomsonが執筆した本テーマに関する2017年9月の論文から得られた洞察を活用する予定だ。

【参照ページ】
COSO Board Approves Study on Sustainability/ESG

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESMAのESG評価機関規則がもたらす変化と企業への影響(26年7月適用)

    2025-6-30

    ESMAのESG評価機関規則がもたらす変化と企業への影響(26年7月適用)

    2025年6月20日、欧州証券市場監督局(ESMA)が策定を進める新たなESG評価規則「Regul…
  2. 2025-6-26

    EU炭素国境措置、簡素化で合意 中小企業の9割が対象外に

    6月13日、欧州議会とEU理事会は、域外からの輸入品に事実上の炭素税を課す「炭素国境調整メカニズム…
  3. 2025-6-25

    IFRS財団、ISSB基準の実務導入を支援する新eラーニングモジュールを公開

    6月13日、IFRS財団は、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が策定した基準の理解と導入を…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る