1月26日、サステナビリティ報告書保証のリーディングカンパニーであるSGSとサステナビリティに特化したデータソリューション企業のDiginexは、ESGデータ保証サービスの提供を目的とした新しい戦略的提携の締結を発表した。両社によると、この提携により、Diginexのプラットフォームを使用して作成されたサステナビリティ・レポートは、SGSのサステナビリティ・レポート保証サービスによる保証を受けることができるようになる。
この新しいパートナーシップは、企業や投資家がESGおよび気候関連リスクの測定、削減、報告に対する規制圧力の高まりに直面し、EUのサステナブル・ファイナンス開示規則、英国や米国を含む管轄区域における開示義務付けなどの新しい基準や報告制度に準拠するために生まれたものだ。
両社によれば、サステナビリティ報告書の外部保証を提供することは、企業、特に中堅・中小企業の透明性に対する要求の高まりに応えることにつながり、さらに、銀行や投資家などのステークホルダーが独立して検証されたポートフォリオのESGデータの質について新しい洞察を得ることができるという効果もある。
Diginexは最近、ブロックチェーン対応のESGレポーティングプラットフォーム「DiginexESG」を立ち上げ、レポーティング経験を持つあらゆる規模の企業が、ESGレポーティングをより迅速、簡単、安価に行えるようにすることを目的としている。
【参照ページ】
(原文)SGS and Diginex form strategic alliance to provide data assurance services as regulators double down on ESG best practice
(日本語訳)SGSとDiginex、サステナビリティレポートの保証サービス提供で提携