ABG不動産グループは、ESGに特化した金融テクノロジー企業であるArabesqueと戦略的パートナーシップを結び、不動産分野向けのESGソリューションを共同開発することを発表した。また、ABGはアラベスクの少数株主持分の取得も同時に発表した。
両社は、すでに提携済みの建設会社ゴールドベックとともに、建設・不動産分野におけるESGの側面という重要な概念を迅速化し、持続可能な投資のための基準を確立するために力を合わせる。このパートナーシップにより、ドイツの不動産セクターのあらゆるセグメントにおけるABGの経験と、アラベスクの国際的なESGリソースが統合される。
アラベスクは、AIとビッグデータを活用し、企業のサステナビリティに関する透明性を実現する。昨年は、すべての企業、投資家の基準設定者、ステークホルダーが利用できる公共財としてのESGデータを作成するというミッションのもと、国連グローバル・コンパクトの人権、労働、環境、腐敗防止の10原則をサポートするグローバルデータ基盤「ESGブック」を開発した。
【参照ページ】ABG enters into ESG-partnership with technology provider Arabesque