TNFD、CDP・SASB・GRIなど新たなナレッジパートナーを発表

TNFD、CDP・SASB・GRIなど新たなナレッジパートナーを発表

自然関連財務開示タスクフォース(TNFD)は、自然関連の統合的なリスク管理と開示のフレームワークを開発する本イニシアチブを支えるナレッジパートナーを発表した。

ナレッジパートナーには、サステナビリティに焦点を当てた国際的な基準設定、企業報告、サステナブル・ファイナンス機関など、幅広い分野で活躍する以下の企業・団体が含まれている。

  • Agence Française de Développement (AFD)
  • CDP
  • Cambridge Institute for Sustainability Leadership (CISL)
  • Global Reporting Initiative (GRI)
  • International Union for Conservation of Nature (IUCN)
  • Network for Greening the Financial System (NGFS) 
  • SASB Standards Research Team
  • Science Based Targets Network (SBTN)
  • The Capitals Coalition
  • UNEP World Conservation Monitoring Centre (UNEP-WCMC)
  • UNSD
  • The World Business Council for Sustainable Development (WBCSD)
  • WWF

TNFDは2021年6月に発足し、組織が進化する自然関連のリスクを報告し、行動するためのフレームワークを提供することを目的としている。また2023年にフレームワークを発表するという目標に向けて取り組んでおり、今年初めにはベータ版のフレームワークが発表される予定である。

TNFDによると本フレームワークはナレッジパートナーが開発した専門知識や既存の定義、データ、分析ツール、開示基準に基づいて構築する。

本発表は、TNFDが金融サービス、企業、専門サービスの上級幹部をタスクフォースのメンバーとして選定し、自然関連のリスクの定義、データの利用可能性、基準や評価指標の状況、ベータ版フレームワークの開発、パイロットテストと統合に焦点を当てたフレームワーク構築のための5つのワーキンググループを設置したことを受けたものだ。

TNFDによると、新たなナレッジパートナーは、3月にリリース予定のTNFDフレームワークのベータ版を構築するための取り組みにおいて、すでに5つのワーキンググループのサポートを開始している。

【参照ページ】
(原文)Leading science and industry bodies partner with TNFD
(日本語訳)TNFD、CDP、SASBなどのパートナーを加え、自然関連リスクの開示フレームワークを立ち上げ

[/um_loggedin]


以降のコンテンツは無料会員登録を行うと閲覧可能になります。無料会員登録を行う

すでに登録済みの方はログイン画面へ

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る