EPAとWHO、気候変動による健康影響対策のための提携を発表

EPAとWHO、気候変動による健康影響対策のための提携を発表

2022年1月20日、米環境保護庁(EPA)と世界保健機関(WHO)は、大気汚染、水と衛生、子どもの健康、気候変動による健康リスクなど、環境と健康に関する広範で具体的かつ横断的な問題に対するEPA-WHOの協力を継続するものとして、5年間の覚書にサインした。

EPAとWHOは、30 年以上にわたって公衆衛生問題に対して協力してきた。この協力には、気候変動、屋内外の空気の質、子どもの環境衛生、化学物質と毒物、 水と衛生、および疾病の環境負荷の定量化に関する取り組みが含まれている。

今後5年間、EPAとWHOは、気候変動による健康への影響に重点的に取り組む予定である。継続的な取り組みにより、清浄な空気や安全な飲料水など、気候変動の影響を受ける多くの環境的健康因子に対処する。また協力は、有毒物質、特に鉛ベースの塗料への曝露を減らすことにより、子どもを保護することに引き続き焦点を当てる。

【参照ページ】
(原文)U.S. EPA and World Health Organization Partner to Protect Public Health
(日本語訳)米国環境保護庁と世界保健機関が公衆衛生の保護で提携

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る