北米の主要大手銀行19行、コンソーシアムを立ち上げ気候変動リスク管理基準を策定

北米の主要大手銀行19行、コンソーシアムを立ち上げ気候変動リスク管理基準を策定

1月12日、Bank of America、Wells Fargo、Royal Bank of Canadaを含む北米の大手銀行19行は、銀行が業務全体に組み込むことができる気候リスク管理基準の策定を目指し、RMA気候リスクコンソーシアムを立ち上げると発表した。このコンソーシアムは、金融サービス業界における健全なリスク管理の原則を推進する非営利の専門家団体であるリスク管理協会(RMA)の下に設立された。

新しいコンソーシアムは、現在の取り組みを評価し、気候リスク管理のための一貫した分類法、枠組み、基準を開発することによって、加盟銀行やより広範な業界のための実践を前進させることを目的としている。さらに、規制当局や政策立案者と連携し、気候変動に特化した政策の検討に資することを目指している。

Bank of America、Fifth Third Bank、Huntington National Bank、 KeyBank、 M&T Bank Corp、MUFG Union Bank、National Bank of Canada、 Regions Bank、Royal Bank of Canada Silicon Valley Bank、 SVB Financial Group、 Truist、U.S. Bank、 Wells Fargoがメンバーとして名を連ねている。

【参照ページ】
(参考記事)Top North American banks form consortium to address climate risks

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