米大豆サステナビリティ認証(SSAP)、FEFAC大豆調達ガイドライン2021の認証を取得

米大豆サステナビリティ認証(SSAP)、FEFAC大豆調達ガイドライン2021の認証を取得

12月12日、アメリカ大豆輸出協会(USSEC)は、同団体の大豆サステナビリティ認証「大豆サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)」が、欧州配合飼料製造者連盟(FEFAC)が2021年2月に改訂した「FEFAC大豆調達ガイドライン(2021)」に対する厳格な独立したベンチマークに合格したことを発表した。

この認証により、EUをはじめとする27カ国のバイヤーに、SSAPの下で購入された米国産大豆が責任を持って生産された大豆のFEFAC基準を満たす、あるいは上回るという信頼性を継続的に提供することになる。

世界中の顧客にとっても同様で、SSAPは責任ある大豆生産のための信頼できるベンチマークであることを継続的に証明している。今年初め、SSAPはオリンピック・パラリンピック東京2020組織委員会の農産物の持続可能な調達コード、グローバル・シーフード・アライアンスのベスト・アクアカルチャー・プラクティス、消費財フォーラムの持続可能な大豆調達ガイドラインを満たしていると認定された。

SSAPはまた、持続可能な農業の実践を拡大し、改善するための継続的なコミットメントを表している。米国の大豆農家は、収穫量を最大化し、大気中の炭素を回収し、土壌、水、その他の貴重な天然資源を保護するために、被覆作物、輪作、保全耕起などの手法を採用し、持続可能性に関する基準を高め続けている。また、精密農業機器、データ分析、ドローンなどのテクノロジーの進歩も、より持続可能な農業を支えている。

【参照ページ】
(原文)U.S. Soy Sustainability Assurance Protocol (SSAP) Secures FEFAC Soy Sourcing Guidelines 2021 Certification
(日本語訳)米大豆サステナビリティ認証(SSAP)、FEFAC大豆調達ガイドライン2021の認証を取得

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る