ピュアプレイのサステナビリティアドバイザリー企業であるERMは、炭素集約型産業の排出量削減支援を目的としたAIとデータサイエンスに基づくソフトウェアソリューションを提供するOPEX Groupを買収したことを発表した。
2015年に設立されたOPEXは、デジタル技術に基づくソリューションとサービスを提供し、顧客が既存の運用データから価値と利益を実現し、環境への影響を最小限に抑え、より信頼性の高い持続可能な運用を実現できるよう支援する。
ERMによると、この買収により、同社の成長中のデジタル事業を強化し、データ解析とAIの能力を拡大することができるという。OPEXの英国を拠点とするチームには、40名のデータサイエンティスト、AIエンジニア、ソフトウェア開発者、オペレーションに特化したエンジニアが所属している。
今回の買収は、ERMが持続可能性とエネルギー転換のコンサルティング分野でスキルセットと能力を積極的に拡大していることを示すもので、最近の一連の買収には、エネルギー専門コンサルティングと低炭素技術ソリューションのElement Energy、再生可能エネルギーコンサルティングのArcus、オランダの持続可能性コンサルティングのSustainalize、エネルギー、持続可能性戦略のコンサルタント会社E4tech、再生可能エネルギー諮問会社のRenewables Consulting Group(RCG)、カナダの持続可能性とESG諮問会社Stratosが含まれている。
【参照ページ】
(原文)ERM acquires AI and data science solutions provider OPEX Group
(日本語訳)ERM、AIに特化した炭素原単位削減ソリューションプロバイダーOPEXを買収