ハミルトン・レーン、社会・環境インパクトファンドを通じ約230億円を調達

ハミルトン・レーン、社会・環境インパクトファンドを通じ約230億円を調達

プライベート市場向け資産運用会社であるハミルトン・レーンは、最近立ち上げた社会・環境影響に焦点を当てたファンド「ハミルトンレーン・インパクト・ファンドII」の中間決算を発表し、約230億円を調達した。

4月に設立されたインパクト・ファンドIIは、バイアウト、グロース、レイトステージ・ベンチャー、クレジット、リアルアセットなど、地域と戦略を問わず直接投資を行うことを目指しており、変革技術、イノベーション、効率性への投資に重点を置いている。投資対象は、クリーンエネルギーへの転換、持続可能なプロセス、健康と福祉、地域開発に重点を置く企業だ。

約2億ドルという規模は、2020年7月に9500万ドル超のコミットメントで最終クローズを発表した前身ファンド「インパクト・ファンドI」のすでに2倍以上の規模に達している。

ハミルトン・レーンによると、Impact Fund IIのこれまでの投資先は、さまざまな地域やセクターに及び、オンライン労働力トレーニングと教育、風力タービンエネルギーと貯蔵システムの設計と製造、炭素追跡と管理といった分野が含まれる。

【参照ページ】
(原文)Hamilton Lane Impact Fund II Holds Interim Close, Bringing Total Commitments to Nearly $200 Million
(日本語訳)ハミルトン・レーン、社会・環境影響力強化ファンドで2億ドルを調達

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-11-22

    SEC、インベスコを誤解を招くESG投資表示で告発、1,750万ドルの罰金

    11月8日、米国証券取引委員会(SEC)は、アトランタ拠点の登録投資顧問会社インベスコ・アドバイザ…
  2. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る