10月21日、森永乳業株式会社と長野県松本市は、包括連携協定の締結を行った。
松本市と包括連携協定を締結する背景としては、松本市には 1941 年に操業を開始し今年 80 周年を迎えた森永乳業松本工場があり、全国に供給している育児用ミルクなどの乳原料を製造していることが挙げられる。
さらに 2013 年から森永乳業研究所による健康増進に関する研究を共同で開始し、2014 年に松本地域健康産業推進協議会に加盟し、連携した取り組みを強化してきた。
本協定は、2013 年以降、当社が取り組んできた松本市民の健康増進に関する研究や取り組みから、さらに連携の範囲を広げ、森永乳業の商品やサービスを活用した、地域課題の解決や地域産業振興など、包括的に取り組むことを目的に締結された。
同社では、「かがやく“笑顔”のために」というコーポレートスローガンを掲げ、笑顔あふれる豊かな社会の実現に向け、ESG重視経営を推進し、サステナブルな社会の実現に向けて、“地域社会”などのステークホルダーに共感の輪を広げることを企業活動の基本としている。
今後は、協定で定めた連携テーマにそって、森永乳業グループの研究、商品、サービスを通じて、健康課題解決や、デジタルを活用した健康情報の啓発などを中心に取り組んでいく予定であるとしている。