4月11日、アシックスはシューズの製造の過程で発生するCO2排出量を従来の4分の1にあたる1.95キロにグラムに抑えた「GEL-LYTE III CM 1.95」を発表した。シューズの構造や各部位の役割を見直し、部品点数を半分に抑えることで達成した。
従来のスニーカーは多数の異素材を使い複雑な構造で製造されることが多かったが、本製品では単一素材の部位によって、回収したアッパーの87.3%をPET原料、ミドルソールとアウトソールについては粉砕処理をしたうえでマットやパネルなどの素材の一部へのリサイクルを可能にしている。
また、アッパーとミッドソールを接合する独自開発された接着剤は簡単な分解を可能にして、リサイクルの大きな課題であった材料の分解の複雑さを解決している。
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(原文)リサイクルできるランニングシューズ「NIMBUS MIRAI」を発売 お客さまにシューズの回収活動にご参加いただき、ともにサーキュラーの実現へ