ソニー、大型テレビ梱包を発泡スチロールから生分解性バイオポリマーへ

4月18日、エンタテインメント・テクノロジー&サービス大手のソニーは業界初の試みとして大型テレビの緩衝材として発泡スチロールを廃止し、化学・素材メーカーのカネカが開発する100%バイオマス由来のカネカ生分解性バイオポリマーGreen Planetを利用することを発表した。対象商品は、香港・台湾向けの85型のMini LEDバックライト搭載の液晶テレビ 『BRAVIA 9』である。

同素材はバイオマス由来で様々な環境下で生分解性を有し、土壌中だけでなく海水中でも分解されCO2と水に戻るため、プラスチックによる環境汚染問題にアプローチする。

ソニーグループは2050年までに環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しており、本取り組みはその一環として実行される。

【参照ページ】
(原文)業界初大型テレビで発泡スチロールを使った梱包を廃止

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