ソニー、大型テレビ梱包を発泡スチロールから生分解性バイオポリマーへ

4月18日、エンタテインメント・テクノロジー&サービス大手のソニーは業界初の試みとして大型テレビの緩衝材として発泡スチロールを廃止し、化学・素材メーカーのカネカが開発する100%バイオマス由来のカネカ生分解性バイオポリマーGreen Planetを利用することを発表した。対象商品は、香港・台湾向けの85型のMini LEDバックライト搭載の液晶テレビ 『BRAVIA 9』である。

同素材はバイオマス由来で様々な環境下で生分解性を有し、土壌中だけでなく海水中でも分解されCO2と水に戻るため、プラスチックによる環境汚染問題にアプローチする。

ソニーグループは2050年までに環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を策定しており、本取り組みはその一環として実行される。

【参照ページ】
(原文)業界初大型テレビで発泡スチロールを使った梱包を廃止

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る