2月9日、アサヒグループホールディングスは、スコープ3を含むバリューチェーン全体での長期カーボンニュートラル目標を発表した。これにより、カーボンニュートラルを達成する目標年を2050年から10年前倒しして2040年に引き上げた。
同社は、科学的根拠に基づく削減目標イニシアティブ(SBTi)のネット・ゼロ・スタンダードに従った目標設定にコミットしており、今回の目標設定も同スタンダードの定義に即している。また、SBTiの承認申請も並行して行われると思われる。
今後同社は、サプライヤーやパートナー企業との協働を強化し、スコープ3での二酸化炭素排出量削減に取り組む。具体的には、グリーン熱の利用拡大や二酸化炭素回収などの新技術の開発を進めていく予定である。
この取り組みにより同社は、地球温暖化対策に積極的に取り組み、持続可能な未来の実現に向けて一層の貢献を目指す。
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