北電、CO2再利用技術調査を受託

北電、CO2再利用技術調査を受託

北海道電力株式会社、株式会社IHI、JFEエンジニアリング株式会社は8月6日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「CCUS研究開発・実証関連事業/CCUS技術に関連する調査/CO2大量排出源からのCO2分離・回収、集約利用に関する技術調査事業」を受託したと発表した。

CCUSとは「Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage」の略で、発電所や工場などから排出されたCO2を他の気体から分離して回収し、地中深くに貯留・圧入するほか、分離・貯留したCO2を有効利用するもの。

本調査は、今後のCCUSの社会実装に向け、大型の商用石炭火力発電所からのCO2分離・回収技術や、回収したCO2を利用可能とするための集約技術について、検討および課題整理することを目的としている。

【参照ページ】火力発電所におけるCO2分離・回収およびパイプライン輸送に向けたNEDO調査事業の受託について

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