経済産業省資源エネルギー庁と国土交通省港湾局は7月30日、「洋上風力発電の地域一体的開発に向けた調査研究事業」を実施する海域を選定したと発表した。
選定された海域は以下の3海域。
- 北海道岩宇及び南後志地区沖(着床式)
- 山形県酒田市沖(着床式)
- 岩手県洋野町沖(浮体式)
経産省は「洋上風力産業ビジョン(第1次)」において、「初期段階から政府や自治体が関与し、より迅速・効率的に風況等の調査、適時に系統確保等を行う仕組み(日本版セントラル方式)の確立に向け、実証事業を立ち上げること等により、案件形成を促進し、継続的な区域指定につなげていく。」こととしている。