4月28日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、将来の産業構造の見通しに関する報告書を公表した。同報告書では、3つのメガトレンド(①人口動態とライフスタイルの変化、②気候変動・脱炭素への流れ、③技術革新)に焦点をあてて、将来の産業構造や社会の展望を簡潔にまとめられている。
本稿は、2022 年度に実施した「将来の産業構造の見通しに関する情報提供依頼」 の結果をまとめたものである。提供された情報を分析した結果、3つのテーマに焦点が当てられた。
今回焦点が当てられた3つのテーマに関してGPIFは、数世代にわたる長期投資家として年金積立金を 安定的かつ効率的に運用していくために、長期的なリターンの源泉である資本市場の変化に目をこらし、産業構造・社会に変化をもたらすドライバーについてモニタリングしていくことが今後とも重要だとした。
【参照ページ】
将来の産業構造の見通しについて