東京ガスと鹿島建設、都市ガス機器利用時の排ガスを利用した「CO2吸収型コンクリート」製造を開始

東京ガスと鹿島建設、都市ガス機器利用時の排ガスを利用した「CO2吸収型コンクリート」製造を開始

7月7日、東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)と鹿島建設株式会社(社長:天野 裕正、以下「鹿島」)は、鹿島らが開発したCO2吸収型コンクリート「CO2-SUICOM®」を、都市ガス機器利用時の排ガスに含まれるCO2を吸収・固定化させて製造する技術に共同で取り組むことに合意したと発表した。

都市ガス機器利用時の排ガスを利用したコンクリートの製造は、世界初の試みとなる。
東京ガスと鹿島は、今後の本格商品化に向けてCO2固定量を更に増加させる技術開発を進め、無筋プレキャストコンクリートブロックの各種商品(太陽光発電設備の基礎ブロックや境界ブロック等)に「CO2-SUICOM」の技術を活用していくことで、日本国内のCO2排出総量の削減および脱炭素社会の実現に貢献していくとした。

【参照ページ】世界初!都市ガス機器利用時の排ガスを利用した「CO2吸収型コンクリート」製造を開始

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