経産省、「繊維産業のサステナビリティに関する検討会」報告書を取りまとめ

経産省、「繊維産業のサステナビリティに関する検討会」報告書を取りまとめ

経済産業省は7月12日、繊維産業におけるサステナビリティの取組を促進するため設置した「繊維産業のサステナビリティに関する検討会」における議論・検討を取りまとめ、報告書を発表した。

同報告書では、繊維産業におけるサステナビリティの取組を進めるため、今後、以下の取組に注力するよう提言している。

  • 環境配慮
    ①環境配慮設計ガイドラインの策定
    ②回収システムの構築
    ③消費者の意識改革
  • 責任あるサプライチェーン管理
    ①デュー・ディリジェンスの実施
    ②国際認証取得に向けた環境整備
    ③外国人技能実習生等への対応
  • ジェンダー平等
    ①官民ラウンドテーブルの設置
    ②若い世代に対するロールモデルの提示
  • 供給構造
    ①デジタル技術の活用
    ②顧客を中心に置いた事業展開の推進
    ③生産工程の改革
  • デジタル化の促進
    ①経営層への理解促進
    ②優良事例の横展開
    ③支援施策の周知

【参照ページ】「繊維産業のサステナビリティに関する検討会」報告書を取りまとめました

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…
  2. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る