7月15日、経済産業省と環境省は、令和3年度「再生可能エネルギーの適正な導入に向けた環境影響評価のあり方に関する検討会(第1回)」を開催する。
背景として、「規制改革実施計画」(令和3年6月18日閣議決定)で経済産業省及び環境省は、風力発電事業について、立地に応じ地域の環境特性を踏まえた効果的・効率的なアセスメントに係る制度的対応の在り方について、令和3年上半期には具体的な検討を開始し、令和4年度結論を得るとされたことが挙げられている。
上記閣議決定の3ヶ月前(令和3年3月)には「令和2年度再生可能エネルギーの適正な導入に向けた環境影響評価のあり方に関する検討会報告書」において、風力発電所の特性に鑑みて、2つの観点(①より幅広なスクリーニングの導入、②簡易かつ効果的なアセスメント手続の導入)から制度的枠組みを検討し、迅速に措置するべきとされていた。