9月29日、花王株式会社は、消費財世界大手英ユニリーバと米バイオ化学ジェノマティカ(Geno)が設立する植物由来の代替洗剤原料開発ベンチャーに出資すると発表した。
今回花王はすでに発表している1億2,000万ドル(約170億円)に追加出資を行った。Genoの技術に基づく植物由来の代替原料は、パーム油由来の原料に比べてCO2排出量が最大50%削減できる見込みがある。
同社は、2040年までにカーボンゼロ、2050年までにカーボンネガティブという目標を掲げており、今回の取り組みはその目標達成のための重要な戦略的決断となる。
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花王が創立メンバーとして1億2千万米ドル超のベンチャー企業へ参画 Genomaticaと共に、パーム油代替原料の供給をめざす