花王、代替洗剤原料開発でユニリーバとジェノマティカの合弁ベンチャーに出資

9月29日、花王株式会社は、消費財世界大手英ユニリーバと米バイオ化学ジェノマティカ(Geno)が設立する植物由来の代替洗剤原料開発ベンチャーに出資すると発表した。

今回花王はすでに発表している1億2,000万ドル(約170億円)に追加出資を行った。Genoの技術に基づく植物由来の代替原料は、パーム油由来の原料に比べてCO2排出量が最大50%削減できる見込みがある。

同社は、2040年までにカーボンゼロ、2050年までにカーボンネガティブという目標を掲げており、今回の取り組みはその目標達成のための重要な戦略的決断となる。

【参照ページ】
花王が創立メンバーとして1億2千万米ドル超のベンチャー企業へ参画 Genomaticaと共に、パーム油代替原料の供給をめざす

関連記事

ESG開示に関する上場企業100社比較データへのリンク

ピックアップ記事

  1. 独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円以上を投資

    2023-3-14

    独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円超を投資

    2月23日、ドイツのCoca-Cola Europacific Partners (CCEP)&n…
  2. bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画 HertzのEVレンタル拡大による需要に対応

    2023-3-14

    bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画

    2月15日、 bpは2030年までに10億ドル(約1,378億円)を米国内のEV充電ポイントに投資…
  3.  

    2023-3-14

    成田国際空港と東京ガス、「株式会社 Green Energy Frontier」を設立・事業開始

    2月20日、成田国際空港(NAA)と東京ガス株式会社(東京ガス)は、成田国際空港にエネルギー供給を…

記事ランキング

  1. 2021/6/4

    ESG Journalとは?
過去の記事
ページ上部へ戻る