9月1日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は不動産・インフラ投資分野におけるESG(環境・社会・ガバナンス)評価基準を提供するイニシアティブ「GRESB」に、日本初のインフラストラクチャー投資家メンバーとして加盟したと発表した。
GPIFは環境、社会問題などが資本市場に与える負の影響を減らし、運用資産全体の長期的なリターンを向上するため、ESGを考慮した投資を推進してきた。そして今回、インフラ投資分野において、市場全体のESG情報の開示推進と運用受託機関等との建設的な対話促進のために、GRESBに加盟したという。今後は、委託先の運用会社に対して、GRESB評価制度を積極的に利用していく。