豊田スタジアム、アサヒビール酵母細胞壁由来の肥料を採用

9月5日、アサヒバイオサイクルが販売するビール酵母細胞壁を活用した肥料が豊田スタジアムの芝向け肥料として採用された。

採用が決定した肥料は、ビール製造工程で発生する副産物のビール酵母を活用した食品由来の資材。植物の根の成長促進や免疫力の向上に対する効果が実証されており、芝の品質向上、農薬や化学肥料の使用量の低減により環境負荷の低減に役立つものとして、農園の他に全国各地のゴルフ場や野球場などでも使用されている。

本肥料は、2021年10月からフィールド外周での芝生育の比較試験を開始し、芝の根張りや回復力など良好な試験結果を受け、23年5月から全面採用となった。

【参照ページ】
ビール製造工程の副産物を活用した「ビール酵母細胞壁」由来の農業資材(肥料原料)が、「豊田スタジアム」の芝管理に採用

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る