日本マイクロソフト、脱炭素に関する新たなプラットフォームを提供

日本マイクロソフト、脱炭素に関する新たなプラットフォーム提供へ

3月23日、日本マイクロソフトは、AIを利用して組織の脱炭素の取り組みを支援するプラットフォーム「Microsoft Cloud for Sustainability」の提供を2022年上半期に開始すると発表した。

同社は、Microsoft Cloud for Sustainabilityについて、各種領域を横断的にカバーするクラウドソリューションとし、「持続可能性に必要な機能を包括的に提供し、Microsoft Cloudの特徴だけではなく、サステナビリティーなクラウドである点を顧客に訴求したい」と述べている。

またMicrosoft Cloud for Sustainabilityは、脱炭素化に向けてテクノロジーを活用するため、顧客企業全体の二酸化炭素排出量などのデータを収集し、これを機械学習で分析して得られる洞察を提示するソリューションになり、膨大なデータから自社が持続可能な事業運営に取り組むことができているか検証することができると述べている。

アメリカのマイクロソフト本社は、2030年までにカーボンネガティブを目指しており、1975年の創業以来排出してきたCO2の環境への影響を2050年までに完全に排除すると表明している。

【参照ページ】日本マイクロソフト、脱炭素に関する新たなプラットフォームを提供

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る