SAPとUnilever、パーム油トレーサビリティのためのグリーントークン実証に成功

SAPとUnilever、森林破壊を伴わないパームオイルを支援するブロックチェーン技術を試験的に導入

3月21日、Unileverはインドネシアでの実証実験において、188,000 トン以上のアブラヤシ果実の調達にGreenTokenを適用し、成功させた。本ソリューションにより、Unileverが調達するGolden Agri-Resources やその他のサプライヤーは、サプライチェーン全体におけるパーム油のマテリアルフローを反映したトークンを作成し、その原産地に関連する固有の属性を把握することが可能になった。

GreenTokenソリューションにより、Unileverはパーム油の原産地と、長く複雑なサプライ・チェーンでの行程をほぼリアルタイムで追跡・検証・報告することができるようになった。

GreenTokenとの連携は、Unileverのサプライチェーンを完全に可視化するための継続的かつ業界をリードする取り組みを強化するものだ。

【参照ページ】
(原文)SAP, Unilever Pilot Blockchain Technology Supporting Deforestation-Free Palm Oil
(日本語訳)SAPとUnilever、パーム油トレーサビリティのためのグリーントークン実証に成功

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    2025-7-17

    複雑化する制度を整理:課題別サステナビリティ情報開示の進め方

    サステナビリティ情報開示の実務の“今”に応じたオリジナル解説記事のご案内 サステナビリティ情…
  2. 2025-7-17

    カリフォルニア州、企業の気候情報開示でFAQを発表 – 報告義務の具体策示す

    7月9日、カリフォルニア州大気資源局(CARB)は、州内で事業を行う大企業に温室効果ガス(GHG)…
  3. GXの全貌と実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    2025-7-16

    GX/GX-ETSと実務への影響~企業が今取り組むべき脱炭素戦略

    ※本記事は、2025年3月に発行した記事に最新のGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る