ファーストリテイリング、ユニクロのロシア事業の一時停止を決定

3月10日、ファーストリテイリングは、ユニクロのロシア事業の一時停止の決定を発表した。本決定の理由として、紛争を取り巻く状況の変化や営業を継続する上でのさまざまな困難から、事業を一時停止する判断にいたったと説明した。

ファーストリテイリングは同時に、「ファーストリテイリングはあらゆる戦争に強く反対します。私たちは、人々の人権を侵害し、平穏な生活を脅かすいかなる攻撃をも非難します。」と声明を発表した。

また同社は、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じて、人道支援のため1,000万米ドルの寄付と衣料20万点の提供を発表した。さらにヨーロッパでは、従業員有志が、ウクライナから近隣諸国に避難した人々に、衣料を直接届ける活動を始めている。

【参照ページ】
ユニクロ ロシア事業について

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-3-12

    ゴールドマンサックス、生物多様性保全に特化した新債券ファンドを発表

    2月27日、Goldman Sachs Asset Managementは、生物多様性の保全と回復…
  2. 2025-3-11

    IKEA、ゼロエミッション配送目標を再設定

    2月、IKEAのフランチャイジーであるIngka Groupは、ゼロエミッション配送の目標を再設定…
  3. グリーンウォッシングの実態と規制動向:企業の責任と消費者の視点

    2025-3-10

    グリーンウォッシングの実態と規制動向:企業の責任と消費者の視点

    グリーンウォッシングとは、企業がその環境への貢献を過大に展示したり、不実な環境反映情報を提供したり…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る