環境省と国立環境研究所、2020年度の温室効果ガス排出量の速報値を発表

12月10日、環境省と国立環境研究所は、2020年度の国内の温室効果ガス排出量(速報値)を発表した。2020年度の温室効果ガスの総排出量は11億4,900万トン(二酸化炭素換算)で、前年度比5.1%減(2013年度比18.4%減、2005年度比16.8%減)であった。

今回の速報値は国内の温室効果ガス排出量の算定を始めた1990年度以降最小となった。部門別でみると、産業部門が前年度比で8・3%(3200万トン)、運輸部門が同10・2%(2100万トン)減少した。一方で家庭部門のCO2排出量に関しては、前年度から4.9%増となる1億6700万トンとなった。これは新型コロナウイルスのパンデミックによって在宅する人が増加したためと考えられている。

【参照ページ】
2020年度(令和2年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る