KLA、2030年までに全世界の事業所で再エネ電力の100%使用にコミット

KLA、2030年までに全世界の事業所で再エネ電力の100%使用にコミット

半導体製造装置およびサービスを提供するKLA Corporationは、2030年までに全世界の事業所で再生可能エネルギーによる電力を100%使用するという新たな目標を発表した。

この目標は、2030年までにスコープ1とスコープ2の合計排出量を、2019年を基準に46%削減することを目指している。この目標は、ミルピタス本社での100%カーボンフリー電力の購入、ベルギーオフィスでの100%グリーンエネルギーの契約とソーラーパネルの設置、ウェールズの拠点での97%カーボンフリー電力の購入など、これまでの自然エネルギーに関する実績に基づいている。

KLAの社長兼CEOであるリック・ウォレスは、次のように述べている。

「私たちの地球には責任あるスチュワードシップが求められていることを理解し、KLAは全世界の事業所で100%再生可能な電力を使用するという野心的な目標を達成するために歩みを進めています。私たちは、自らの事業における資源の使用と排出を削減することで、将来にわたってスマートで持続可能なチップ生産を確保するために、自らの役割を果たすことを約束します。」

【参照ページ】
(原文)KLA Announces Goal to Use 100% Renewable Electricity Across Global Operations by 2030
(日本語訳)KLA、2030年までに全世界の事業所で再エネ電力の100%使用にコミット

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