ローソン、物流の効率化に向けて冷凍おにぎりを実験販売

8月22日、ローソンは、冷凍流通による将来的な物流の効率化を目的に、常温で販売しているおにぎり6品を冷凍おにぎりとして発売する実験を3か月間実施すると発表した。冷凍おにぎりの販売により、 物流関連の人手不足問題に対応するとともに、 店舗での食品ロス削減効果も見込んでいる。

実験販売は福島県と東京都の合計21店舗で実施され、期間は8月22日から11月20日まで。「焼さけおにぎり」「赤飯おこわおにぎり」「五目おこわおにぎり」「鶏五目おにぎり」「胡麻さけおにぎり」「わかめごはんおにぎり」の6品を冷凍ケースで販売する。通常のおにぎりはこれまで通り常温で販売する。

ローソンは、2022年11月に東京都豊島区にオープンした「グリーンローソン」で、冷凍弁当の販売を行ってきた。今回、弁当よりさらに即食ニーズが高く販売数が多いおにぎりで、冷凍による実験販売を実施することとなった。実験販売する冷凍おにぎりは、通常製造しているおにぎりをベンダー工場で冷凍し冷凍物流で店舗に納品したものである。

実証では、温めて食べる冷凍おにぎりが消費者に支持されるかの地域差などを検証する。その結果をふまえ、店舗拡大などを検討する考え。

【参照ページ】
「冷凍おにぎり」6品を実験販売

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る