イケア、2028年までにパッケージからプラスチックを排除することを約束

イケア、2028年までにパッケージからプラスチックを排除することを約束

ホームファニッシング製品を販売するイケアは、2025年までにすべての新製品を対象に、そして2028年までに既存の製品群を対象に、消費者向けパッケージングソリューションからプラスチックを排除するという新たなコミットメントを発表した。

この取り組みにより、イケアはプラスチックの廃棄と汚染を削減し、再生可能な素材やリサイクル素材を中心としたパッケージソリューションを開発するという業界の課題を推進することを目指している。プラスチックの廃棄と汚染に対処するため、イケアはすでにパッケージング・ソリューションに使用されるプラスチックの量を減らしており、年間に使用されるパッケージング材料の総量のうち、プラスチックで構成されるものは10%未満であると述べている。

イケアは、年間約92万トンの包装材に10億ユーロ以上を費やしていると述べている。イケアの新しい取り組みには、新しいソリューションと、製品開発チームやサプライヤーとのコラボレーションが必要だ。2028年以降も、品質や食品安全基準を確保するために必要な食品の一部にはプラスチック製のパッケージが残る可能性があるが、その場合は再生可能な素材やリサイクル素材を使用することになる。

【参照ページ】
(原文)IKEA to phase out plastic from consumer packaging by 2028
(日本語訳)イケア、2028年までにパッケージからプラスチックを排除することを約束

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る