4月21日、Verraは、新たにOcean Carbon Working Group(WG)を設立し、関心のあるステークホルダーを募集している。本ワーキンググループは、大藻の養殖、海底管理、アルカリ性強化、電気化学的アプローチ、栄養塩施肥、人工湧昇、人工湧下を含む海洋ベースの活動に関するVCSプログラムの規則および要件の更新を特定し、開発することを目的としている。
Verraは、世界有数の温室効果ガスクレジット制度を管理し、初のブルーカーボン保全手法を開発した。そのため、Verraは、気候変動緩和のためにこれらの海洋ベースのアプローチを使用する高信頼性プロジェクトの開発を可能にする規則や要件を開発する上で、ユニークな立場にある。科学的に強固で市場志向の自然ベースのソリューションの緊急ニーズに応えるため、海洋炭素WGの目的は、以下のような関連規格関連トピックに関するガイダンスを提供することである。
- VCSプログラム規則の様々な更新について技術的な意見を提供し、海洋ベースの活動を実施するプロジェクトの認証ができるようにする。
- VCSプログラムの基本的なプロセス(モニタリングや検証など)において、海洋システムの力学との整合性を高めるための新たなアプローチを検討する。
- 海洋炭素プロジェクト活動および技術の開発とスケーリングの成功に関連する機会、課題、およびリスクを評価する。
学術機関、政府機関、多国間組織、非政府組織、市民社会グループ、およびVCSプログラムのステークホルダー(プロジェクト開発者、検証/検証機関、企業バイヤーなど)を代表する多様なグローバル専門家グループを募集している。メンバーは、地理的、職業的、専門的、性別、年齢、その他の属性を問わず、多様性を最大化するように選出される予定である。
【参照ページ】
(原文)Invitation to Apply: Ocean Carbon Working Group
(日本語訳)Verra、WGを設立しステークホルダーを募集