エレン・マッカーサー財団、サーキュラー・スタートアップのデータベースを立ち上げ

エレン・マッカーサー財団、サーキュラー・スタートアップのデータベースを立ち上げ

5月4日、エレン・マッカーサー財団は、循環型経済の変革を加速させるために、「サーキュラー・スタートアップ・インデックス」を公開した。

すでに500社のスタートアップがさまざまなセクター、産業、地域にわたって参加しており、世界の現在の循環型ビジネスの機会をかつてないほど可視化することができる。

エレン・マッカーサー財団のウェブサイトに掲載されている本インデックスは、財団のコミュニティに参加しているスタートアップのみを取り上げている。各企業は、廃棄物や汚染の排除、製品や素材の循環、自然の再生といった循環型経済の原則を、自社のビジネス提案に1つ以上組み込んでいることが評価され、選ばれた。

スタートアップはイノベーションに火をつけ、イノベーションはサーキュラー・エコノミーの転換を促進する。課題は、循環型ビジネスの提案に資金を供給し、規模を拡大することにある。本インデックスは、イノベーションと資本を結びつけることを促進することで支援する。

何千人もの起業家が、廃棄物をなくし、製品や素材を循環させ、自然を再生させる未来のために、すでにイノベーションを起こしている。エレン・マッカーサー財団は、より多くのサーキュラー・スタートアップがインデックスの一員となることを希望し、企業が理想のコラボレーションを探し始めることを期待している。

【参照ページ】
(原文)Press Release: The Ellen MacArthur Foundation Launches Database of Circular Startups
(日本語訳)エレン・マッカーサー財団、サーキュラー・スタートアップのデータベースを立ち上げ

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る