1月31日、Amazonは、新たに発表した25件の風力・太陽光発電案件を含む108件のクリーンエネルギー案件を2022年に確保し、同社の再生可能エネルギー容量を年間8GW以上拡大したことを明らかにした。これは、1社が1年間に発表した再生可能エネルギーの新記録となる。
同社によると、本取引は、再生可能エネルギーの最大の企業購入者としての地位を強固にした。現在、そのポートフォリオは20GWを超え、米国の530万世帯の電力に相当するエネルギーである。
25の新規プロジェクトの内訳は、欧州では洋上風力発電プロジェクト2件への投資を含む372MWのプロジェクト11件、北米ではカリフォルニア州のエネルギー貯蔵と組み合わせた太陽光発電プロジェクトを含む918MWのプロジェクト4件、インド、インドネシア、日本では10の新規再生可能エネルギープロジェクトとなっている。
同社の再生可能エネルギーポートフォリオは現在、164の風力発電所と太陽光発電所、Amazon施設での237の屋上太陽光発電プロジェクトを含む、全世界で400を超えるプロジェクトで構成されている。
Amazonは、2030年という当初の目標を前倒しして、2025年までに100%再生可能エネルギーで事業を展開する予定であると述べる。
【参照ページ】
(原文)Amazon Sets a New Record for Most Renewable Energy Purchased by a Single Company
(日本語参考訳)Amazon、2022年に8GW以上の新規設備容量で再生可能エネルギーの記録を樹立