1月9日、Siemensは80 Acres Farmsとの協業を発表した。Siemens Financial Servicesの初期投資を受け、両社は農業界に革新的な技術を応用し、持続可能で健康的、かつ追跡可能で生産性の高い農業を促進するために提携する。
Siemensによる本格的な協業は、80Acresの農業施設とプロセスの最適化、自動化、制御を含むものである。Siemensは、同社の技術子会社であるInfinite Acresと協力して、同社独自のLoopプラットフォームの産業化と拡張をサポートする。Loopプラットフォームは、作物管理ソフトウェアとアルゴリズム、環境制御、ロボット工学、自動化を網羅する包括的なソリューションである。
Siemens Smart Infrastructureは配電設備を提供し、施設内のエネルギーおよびビル管理テクノロジーは、火災・生命安全、セキュリティ、配電システムのすべてを単一のインターフェースから監視できるよう支援する。Siemens Digital Industriesは、一連の高度な産業用オートメーション・テクノロジーとエッジデバイスを導入して生産ラインの自動化を支援し、エッジデバイスとヒューマンマシンインターフェースが農場の制御システムの監視と更新を行う。Siemens Digital Industries Softwareは現在、農場、植物の成長、生産プロセスをシミュレートするデジタルツインを開発し、多様な条件下での植物の成長を予測するとともに、将来の農場の成長と出荷を最適化するための研究を行っている。
【参照ページ】
(原文)Siemens and 80 Acres Collaborate to Scale Vertical Farming
(日本語参考訳)Siemensと80Acres、垂直農法の規模拡大に向け協業