ESGファイナンス・アワード・ジャパンとは?2020年受賞企業と受賞理由

環境省は2019年10月4日にESG金融の普及・拡大に向けた「ESGファイナンス・アワード」を創設しました。概要や募集要項は以下よりご確認下さい。

第2回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」の開催について

ESGファイナンス・アワードは、ESG金融に積極的に取り組む金融機関、諸団体や環境サステイナブル経営に取り組む企業を評価・表彰することを目的としています。今年は2021年2月24日に第2回ESGファイナンス・アワードの表彰式が行われました。

第2回「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」受賞者の決定について

第2回ファイナンス・アワードに選ばれている企業のESG開示事例は別コラムで今後開示していきます。いくつかのコラムは既に公開していますので、以下より是非ご覧下さい。

【ESG 企業分析④】遂にESGを事業戦略に組み入れ!2030年に向けた味の素のESG経営とは

受賞者一覧

今年から特別賞が追加されていますが、全体の受賞者総数としては昨年の42件から31件と受賞者数自体は▲11件となっています。

【 環境大臣賞 】金賞 6件 銀賞 8件
【選定委員長賞】銅賞 15件
【特別賞】2件

〔環境サステナブル企業部門〕

金賞:キリンホールディングス株式会社
銀賞:コニカミノルタ株式会社、積水ハウス株式会社、ダイキン工業株式会社
銅賞:アサヒグループホールディングス株式会社、味の素株式会社、大阪ガス株式会社、大和ハウス工業株式会社、富士通株式会社、富士フイルムホールディングス株式会社
特別賞:JFEホールディングス株式会社、ユニ・チャーム株式会社

受賞理由(金賞・銀賞)

画像1

〔投資家部門〕

金賞:BNPパリバ・アセットマネジメント株式会社
銀賞:野村アセットマネジメント株式会社
銅賞:日本生命保険相互会社、ロベコ・ジャパン株式会社、ヌビーン・ジャパン株式会社

受賞理由(金賞・銀賞)

画像2

〔資金調達者部門(旧ボンド部門)〕

金賞:東京建物株式会社
銀賞:長野県、ヒューリック株式会社
銅賞:東日本旅客鉄道株式会社、アサヒグループホールディングス株式会社

受賞理由(金賞・銀賞)

画像3

〔金融サービス部門〕

金賞:ブルームバーグ・エル・ピー
銀賞:野村證券株式会社
銅賞:みずほ証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、MS&ADインシュアランス グループホールディングス株式会社

受賞理由(金賞・銀賞)

画像4

〔間接金融部門(旧融資部門)〕

金賞:株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社滋賀銀行
銀賞:株式会社三菱UFJ銀行
銅賞:滋賀県信用保証協会

受賞理由(金賞・銀賞)

画像5

出所:環境省HP

最後に

今年も行われるであろう第3回ESGファイナンス・アワードに向けて、読者の皆様のお役に立つような情報をお送りできればと考えています!

募集要項等が出た場合はメルマガ等ですぐ告知させて頂きますので、宜しければ無料会員登録をお願いします。

また2019年の受賞企業一覧は以下コラムよりご覧いただけます。

ESGファイナンス・アワード・ジャパンとは?2019年受賞企業と受賞理由

—————————-

日本最大級のESGメディアであるESG Journalでは、統合報告書を発行している主な日本企業100社の採用しているESG情報開示基準やIndexの組み入れ先、外部からのESG開示評価をまとめたESGコンプス(ESG開示に関する企業比較)を無料で提供しています。

こちらを見ることで、今ESG開示において最も評価されている企業100社がどのような開示を行っているかを把握することが可能です!もしご興味がある方は、是非以下のリンクからダウンロードしてください!

【無料ダウンロード】 非財務情報に関する類似企業比較分析シート

またESG Journal Japanの公式メディアは以下リンクよりアクセスできます。ESG・SDGsに関する全てのニュース・コラム記事が読み放題。以下リンクより無料会員登録頂くと、最新ニュースやお知らせの情報を受け取れます。

【メディアはこちら】ESG Journal Japan

—————————-

次回も上場企業のESG開示やESGの最新トレンドについて、詳しく紹介していきたいと思います。

よろしくお願いします!

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る