カーボン・アカウンティング・プラットフォームPersefoni、英国に進出

Climate Management & Accounting Platform(CMAP)のPersefoniは、英国チームを設立し、Anne ReaneyをPersefoni UKの共同創業者兼EMEAの営業責任者に任命し、国際的な活動を拡大することを発表した。

2020年に発表されたPersefoniのSaaSプラットフォームは、企業や機関投資家がカーボンフットプリントの測定、分析、計画、予測、報告を行うことを可能にする。AIを活用して、

ユーザーに組織の持続可能性パフォーマンスのコンテクストスコアを提供し、財務上の取引と同様の厳密さでカーボン取引とインベントリーを管理することができる。

この会社の拡大は、世界中の管轄区域で新たな開示要求を満たすために、気候と炭素のデータに対するニーズが高まっている状況を受けてのことだ。英国政府は先月、TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の勧告に沿って、1,300社以上の大手上場企業や金融機関に対し、気候関連の財務リスクと機会に関する情報開示を義務付ける法律を2022年4月に導入する計画を発表した。

Persefoniは先月、シリーズBの資金調達に成功し、110億円を超える資金を調達した。この資金は、同社の地理的および製品的な拡大計画を加速させることを目的としている。

【参照ページ】
(参考記事)Persefoni Expands Global Operations, Announces Anne Reaney as Co-Founder of Persefoni UK & Head of Sales, EMEA
(日本語訳)カーボン・アカウンティング・プラットフォームPersefoni、英国に進出

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  2. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…
  3. 2025-7-9

    ISSB、SASB基準の包括的見直し案を公表

    7月3日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、SASB基準の改訂案およびIFRS S2実…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る