国内航空業界、脱炭素化加速へ

航空業界において脱酸素の取り組みが加速している。

日本航空は、2030年に燃料の1割、2040年以降に全てをSAFに置き換え、2050年には運行に伴うCO2の排出量を実質ゼロにすることを目指す。フィンランドのエネルギー企業ネステらは持続可能な航空燃料(SAF)を商用化し、35万回超のフライトで利用された。ブラジルのEmbraer者も2040年までのカーボンニュートラルを約束している。

【参考記事】Embraer、ネット・ゼロ・エミッションの航空市場を目指す

日本の国土交通省は、2030年には約250万~560万キロリットルのSAFが必要になるとしている。日揮ホールディングスなどは2025年に廃食油由来のSAFを年3万キロリットル供給する計画。

【参照ページ】航空業界、脱炭素へ本腰 植物由来の代替燃料活用

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る