
4月30日、モルガン・スタンレー・サステナビリティ投資研究所が発表した調査報告によると、世界の個人投資家の88%がサステナビリティ投資に関心を持っていることが明らかになった。Z世代(99%)およびミレニアル世代(97%)では特に高い関心を示した。
報告によれば、投資家の59%が今後1年間でサステナビリティ投資の割合を増やす意向を示しており、その主な理由は市場並みのリターンへの自信である。また、80%以上が環境・社会的成果と財務的利益の両立が可能と考えている。
一方で、パフォーマンスへの懸念(64%)、グリーンウォッシングへの不信(約70%)も依然として課題となっている。投資対象としては、再生可能エネルギーとエネルギー効率が重視されている。
60%の投資家は、脱炭素計画のある伝統的エネルギー企業にのみ投資を行うと回答し、同割合が炭素オフセット購入にも前向きな姿勢を示した。
(原文)Individual Investor Interest in Sustainable Investing Remains Strong
(日本語参考訳)持続可能な投資に対する個人投資家の関心は依然として高い