RMIとRCI、改訂されたコバルト精製サプライチェーン・デューデリジェンス基準を公開

責任ある鉱物イニシアティブ(RMI)と責任あるコバルトイニシアティブ(RCI)は8月19日、コバルトのサプライチェーン・デューデリジェンス規格「コバルト精製サプライチェーン・デューデリジェンス基準」の改訂版を発行したと発表した。

改訂版の規格では、要件の明確化等が主な変更内容。

  • 調達したすべてのコバルト含有材料について、マネジメントシステムと透明性によって把握しなければならない必要なデータポイントを明確化
  • 宣言された供給源からの材料の妥当性を評価するための要件の明確化
  • 会社のリスクマネジメント要件のさらなる明確化
  • 事業での地域社会の参画手法を検討し、小規模鉱山労働者、政府、NGO等のステークホルダーとのパートナーシップを奨励する要件の追加

【参照ページ】
(原文)RMI and RCI Publish Revised Cobalt Refiner Supply Chain Due Diligence Standard
(日本語訳)RMIとRCI、改訂されたコバルト精製サプライチェーン・デューデリジェンス基準を公開

関連記事

“セミナーのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025年の注目トレンド予測:サプライチェーンと保証制度が企業戦略の中心に

    2025-1-15

    2025年の注目トレンド予測:サプライチェーンと保証制度が企業戦略の中心に

    2025年は企業にとって「サステナビリティへの対応」の本番時期を迎える。EUのCSRD、国内ではS…
  2. 2025-1-14

    バイデン大統領、2035年の気候目標を発表

    12月19日、バイデン大統領は、2035年までに温室効果ガス排出量を2005年比で61~66%削減…
  3. 2025-1-10

    英ASA、ロイズ銀行の誤解を招く持続可能性広告を違反認定

    12月18日、英国広告基準局(ASA)は、ロイズ銀行の持続可能性をテーマにした広告4件について調査…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る