1月30日、化学世界大手英リンデは、米機能性化学大手セラニーズにブルー水素と回収CO2の供給を開始したと発表した。
リンデは、テキサス州クリアレイクにある最先端の一酸化炭素・水素製造施設から回収したCO2をセラニーズに供給。セラニーズは、他のCO2源とともに、回収したCO2とその結果得られるブルー水素を、三井物産との合弁会社であるFairway Methanol LLCで炭素強度の低いメタノールを製造するための原料として使用する。
リンデはすでに、クリアレイク施設と米国メキシコ湾岸パイプラインシステムから、一酸化炭素、酸素、窒素をセラニーズに供給している。今回の追加供給は、既存の長期契約の拡大である。
リンデは、世界トップクラスのエンジニアリング組織、主要な提携やベンチャー、豊富な経験とインフラの活用を通じて、最新の炭素回収技術や水素技術による顧客の脱炭素化を積極的に支援している。
【参照ページ】
(原文)Linde Starts up Supply of Clean Hydrogen and Captured Carbon Dioxide to Celanese
(日本語参考訳)リンデ、セラニーズにブルー水素と回収CO2の供給を開始