2月7日、脱炭素に特化したVC投資家ボイジャー・ベンチャーズは、気候技術新興企業への投資をターゲットとした2番目のベンチャーファンドであるボイジャー・パートナーズ・セレクトIに1億ドル(約149億円)を調達したと発表した。
シエラ・ピーターソンとサラ・スクラーシックによって2021年に設立されたボイジャー・ベンチャーズは、モビリティ、エネルギー、素材、食品、建築環境、分析、産業システム、炭素除去などの分野で世界的な脱炭素ソリューションを進めるアーリーステージの気候技術企業に投資している。
ボイジャー・ベンチャーズは、各ファンドが気候変動ソリューションに対する強い需要に応え、オーバーサブスクリプションになったと述べている。
新ファンドは、ソフトウェア、ハードウェア、バイオテクノロジーを含む分野の新興企業に投資し、主にシリーズAに投資するが、シリーズB以降の投資も検討する。これまでの投資先には、炭素会計ソフトのCarbonChain、効率的な分析プロセッサーのIntensivate、炭素回収の新興企業Remoraなどがある。
【参照ページ】
(原文)Voyager Ventures Closes Select Fund I to Invest in the Next Generation of Climate Tech
(日本語参考訳)ボイジャー・ベンチャーズ、次世代の気候技術に投資するセレクト・ファンドIをクローズ