1月25日、独食品関連設備大手のGEAグループは、2040年に向けたバリューチェーン全体でのカーボンニュートラル目標を設定し、科学的根拠に基づく削減目標イニシアティブ(SBTi)からネットゼロ・スタンダード基準での承認を得たことを発表した。
GEAグループは、2023年12月に発表した「気候移行計画2040」において、同社の移行計画として2040年までのカーボンニュートラル目標を明示した。これには、科学的根拠に基づく削減目標イニシアティブ(SBTi)に申請し、2024年第1四半期に承認を受ける予定である短期・中期・長期の二酸化炭素排出削減量が含まれている。
具体的には、2040年までにスコープ3を含むバリューチェーン全体でのカーボンニュートラルを達成し、2030年までには同80%の削減を目指す。さらに、2030年までにスコープ3のうち製品関連の排出量を同年比27.5%削減し、2026年までにはスコープ1およびスコープ2の排出量を2019年比60%削減するという目標が設定されている。
GEAグループのこの取り組みは、持続可能な未来への貢献と環境負荷の削減に向けた積極的な取り組みを示している。
【参照ページ】
(原文)GEA ACHIEVES KEY MILESTONE: SCIENCE BASED TARGETS INITIATIVE (SBTI) VALIDATES 2040 NET-ZERO TARGET
(日本語参考訳)GEAが重要なマイルストーンを達成:科学に基づく目標イニシアティブ(SBTI)が2040年のネットゼロ目標を検証