ジェネレート・キャピタル、2,000億円超の資本コミットメントを調達

クリーンエネルギー投資、2023に急増-それでもネット・ゼロには届かず:BloombergNEF

1月31日、持続可能なインフラ開発会社ジェネレート・キャピタルは、機関投資家や年金基金から15億ドル(約2,196億円)の資本コミットメントを調達したと発表した。新規投資家にはカリフォルニア州教職員退職年金制度(CalSTRS)やオーストラリアのスーパーアニュエーションファンドHESTAが含まれ、復帰投資家にはQICやAustralianSuperなどの投資家が含まれる。

サンフランシスコを拠点とするジェネレートは2014年に設立され、持続可能な資源インフラの構築、所有、運営、融資を行っている。主要カテゴリーは、エネルギー効率と貯蔵、燃料電池、グリーン水素、太陽光などの分野を含む「持続可能な電力」、充電ステーション、EV、水素自動車、持続可能な燃料などの「持続可能なモビリティ」、バイオガス、RNG、精密農業、炭素回収と貯蔵、リサイクルなどのプロジェクトを含む「持続可能な水と廃棄物」、そして「持続可能な都市」の4つ。

設立以来、ジェネレート・キャピタルは100億ドル(約1兆円)以上を調達し、320GWh以上の持続可能な電力の生産と715Kt以上の有機廃棄物の処理を支援してきた。

新たな投資に加え、ジェネレート・キャピタルはCalSTRSとの戦略的パートナーシップの開始も発表した。

【参照ページ】
(原文)Leading Global Institutions Invest in a Clean Energy Future With Generate Capital

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-15

    ESGフロントライン:移行計画の“実行力”が企業価値を左右する時代へ

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  2. 2025-7-15

    ESRS開示項目66%削減案へEFRAGが草案公表。ダブルマテリアリティ評価も負担軽減

    7月、欧州のサステナビリティ報告基準を策定する欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、欧州サステ…
  3. ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025-7-11

    ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025年7月に公表されたSASBスタンダードの改訂案は、IFRS S2の産業別ガイダンスと連動す…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る