三井物産とJOGMEC出資のArctic2、米政府の経済制裁対象者に指定

11月3日、三井物産は、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と共同出資するオランダ法人Japan Arcticを通じて出資している Arctic LNG 2(Arctic2)が、米国財務省外国資産管理局によりSDN(経済制裁対象者)に指定されたと発表した。

同社は、現時点における、2024年3月期業績見通し及び今後の株主還元方針に変更はないとしつつ、「日本政府を含むステークホルダーと連携しながら適切に対応していく」とした。

Arctic LNG2プロジェクトは、北極圏にあるロシア北部ギダン半島の在来型陸上ガス田を開発し、年間1,980万tの生産能力を持つ天然ガス液化設備を建設するもの。2023年頃からのLNG生産開始が予定されていた。

【参照ページ】
ロシア・アークティックLNG 2プロジェクトに関するお知らせ

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る