マニュライフ、気候変動に特化した森林ファンドに340億円超を調達

 

11月10日、マニュライフ・ファイナンシャルのグローバルな資産運用事業マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、マニュライフ・フォレスト・クライメート・ファンドLPの初回クローズで2億2,450万ドル(約340億円)のコミットメントを調達したと発表した。同社によると、今回の資金調達で、同ファンドの目標である5億ドル(約758億円)のコミットメント資金のほぼ半分に達した。

本ファンドは2022年後半に設立され、投資家に自然と気候変動緩和への投資機会を提供し、炭素クレジットを通じて価値を提供することを目的としている。同ファンドは、持続可能な方法で管理された森林資産にグローバルに分散投資し、木材生産よりも炭素隔離を優先する。本戦略には、植林や再植林による新たな森林の設立も含まれる。

マニュライフによると、投資家への財務的リターンは、炭素クレジット、保全地役権、非木材収入創出戦略、限定的な木材伐採の利用を通じてファンドから生み出される。さらにマニュライフは、ファンドが生み出す長期的な炭素クレジットの供給は、投資家が自らの気候変動目標を支援するため、あるいは炭素市場での収益化を通じて財務的価値を実現するために利用できると付け加えた。

【参照ページ】
(参考記事)Manulife Investment Management Announces First Close on up to $224.5 Million in Commitments to Forest Climate Fund

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