KPMG、カナダで脱炭素ハブを設立

KPMG、カナダで脱炭素ハブを設立

11月1日、プロフェッショナル・サービス・ファームであるKPMGカナダは、企業が排出削減とエネルギー転換の目標を達成し、ネット・ゼロ・コミットメントを達成することを支援することを目的とした、新しい脱炭素化ハブの立ち上げを発表した。

KPMGによると、新しいハブは、クライアントの企業戦略に沿った脱炭素化の道筋の策定、技術、インフラ、オペレーティング・モデルなどの脱炭素化ソリューションの導入支援、新たな規制、法律、税制、資金調達の問題に対するクライアントの理解支援、脱炭素化プロジェクトや投資のための資金調達の組成・手配、ESG報告基準やフレームワークに沿った気候変動関連の報告など、KPMGが提供する気候変動に焦点を当てたサービスやソリューションを統合したものである。

新しい脱炭素化ハブは、KPMGパートナーのアンドリュー・マクハーディが率いる。彼は今年初めにKPMGのグローバル・インフラストラクチャ・アドバイザリー・プラクティスに加わった。カナダ軍の退役軍人であるマクハーディは、カナダのWSPからKPMGに入社し、直近ではエネルギー/資源・産業担当バイスプレジデントを務め、デロイト・カナダの人工知能業務であるオムニアAIのシニアマネージャーも務めた。

【参考ページ】
(原文)KPMG in Canada launches Decarbonization Hub to help organizations take action on net zero commitments
(日本語参考訳)カナダのKPMG、ネット・ゼロ・コミットメントへの取り組みを支援する「脱炭素ハブ」を立ち上げ

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  3. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る